じいちゃんトライアスリートの旅

還暦過ぎのトライアスリートです

息抜きキャンプ

一週間前に得意の物忘れによる情けない事象が発覚(せっかくレースの許可をいただきながら、入金をし損なっていた)し、そのため土日に空白が生じてしまい、ならばと一泊キャンプを思いついた。

場所は広島県廿日市市吉和の「魅惑の里吉和」である。

太田川の源流域にあり、標高は650mほど。

ここを知ったのは宮島トライアスロンのバイクからランへのトランジッションに、この施設の駐車場が使われていたからである。

自宅から距離はあるが、しまなみ海道からは高速がつながっていて、吉和インターからほど近いところにあるので、これまでも5,6回利用させて頂いている。

各サイトは自然林に囲まれ、プライバシーはそこそこ保たれる。

サイトの横には小川が流れている。

サイト毎に炊事場、椅子机、電源が設備され、清掃も行き届いており、これ以上何を望むことがあろうかというキャンプ場である。

管理棟には露天風呂付きの温泉まである。

台風20号はすでに日本海に北上しており、雨の心配はまず無さそうと、助手席に相方を乗せ、車を走らせた。

途中、墓参りを済ませ、到着は2時か2時半くらいだったか。

我々が一番乗りであった。

夏休みだというのに最終的にサイトの数に対し、客の入りは半分くらいか。前日からの台風の影響があったのかも。

テント設営、炭の準備が整ったところで、汗を流しに温泉へ。

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とって返し、ここまで我慢に我慢を重ねてきたビールをグビッ。

ヒレ肉を適当にナイフで切り、炭火で焼く。

塩こしょう、醤油はお好みで。

開く赤ワイン。

燃える薪。

ここから先は、あまり記憶無く、翌朝二日酔いで目が覚めるのが常である。

時折、名残惜しそうに鳴くミンミンゼミの鳴き声をバックに、心地よい風を感じながら、いつになく饒舌な相方とゆったりした朝食を堪能でき、レースに出損なった後ろめたさや申し訳なさを勝手ながら少し緩和させてもらった旅であった。