昨夜、遅ればせながら、厚底シューズデビューを果たし、それはそれは速く走れて、喜んだのだけれど…。
シューズはこれ。
結果はこちら
久々のキロ4分30前後で走り切れ、巷に聞く、キロ当たり20から30秒短縮できるとかは、嘘じゃないと確認でき、当初は大喜びだった。
歩幅を見ると平均1.13mで、最近の値と比較して、6%伸長しており、さすが厚底シューズの効果だと、相方にも勧めるほど。
まあ厚底のどの構造がストライドを伸ばしてくれるのかは、全く理解していないけれど。
そのまま素直に喜んでいればよかったものを、根があまのじゃくな性格なので、ふとある疑問が湧いてきてしまった。
以前、薄底(ジールかライトレーサー)で調子よく走っていた時って、どれくらいの歩幅だったのだろうかなあと。
似たようなタイムで走っている状況を探し出し見てみると、
6年前のを引っ張り出してきてデータを見てみた。
歩幅:1.17m
ナニー、薄底でも歩幅広かったじゃん。
これ以外にも、2016年に10キロレースで43分28秒の自己ベストで年代別準優勝した時の歩幅は1.19m
そうなのか、同じシューズを履いていても、老化か、練習方法か、何かが原因で歩幅が狭くなっていたのか。
この厚底には、狭くなってしまった歩幅を補完して、速く走らせてくれる効果はある。間違いなくある。
しかしながら、これを履いたからと言って、以前のように薄底で歩幅を伸ばして走れるようにはなるかと問えば否、おそらく、いや絶対に。
思い起こせば、当時は走る前に、まじめに動きづくりでバウンディング、スキップや横向き走りなどやっていたものだ。
イチロー選手の素振りではないが、厚底シューズとの出会いをきっかけに、地道な練習を繰り返し行うことの大事さに改めて気づかされた。