酷暑のイベント、土佐センチュリーに参加してきた。
Bコースは早明浦ダム周囲を一周する80キロ、1000mの獲得標高。
8時から、さめうら道の駅を順次出発する。
我々グループは27分後に出発だが、待っているだけで、汗が噴出する。
慌てて、自販機からポカリを追加し、ほぼ一気飲み。
出発時刻が近づいてきた。
ふと見ると、似たような年恰好の方が、2名ほどおられる。
相手も同様の感想をお持ちのようで、話しかけてくる。
正直、私以外にこのようなクレージーなイベントに参加される年寄りなどいないだろうと、踏んでいたが。
お一人は私と同い年、もう一方はなんと76歳とおっしゃる。
馬鹿にも、上には上がいるものだ。
スタートして、最初のレグは郷の峰越えの30キロ弱。
250mくらいの標高差だが、これが一番こたえる。
西に向かう一直線のコースなので、朝の太陽が背中から容赦なく照り付ける。
せっかくグループで出発したのに、あっという間に取り残され、一人旅。
焦っても仕方ないので、マイペース、マイペースと念じる。
水分、塩分、エネルギーの補給を念入りに繰り返す。
土佐センは、序盤のこの冷静な補給が、後半のトラブルを回避する唯一の手段となる。
郷の峰トンネルを超えると一気に下り坂。
信号はまったくなく、出したことも無いようなスピードにビビりながら、チェックポイントの道の駅(633美の里)に到着。
以前なら、1時間かからず、到着していたが、無理だった。
自販機には水しかなかったので、塩タブを3粒をほうり込み、簡易OS-1を作る。
次のレグは500m標高差の大森トンネルが待ち構える。
序盤は枝川川に沿って、まだ馴染める斜度で迎えてくれるが、川から離れるころには、徐々に牙をむき始める。
日陰を見つけて、休みたいのだが、いったん休むと、再スタートが切れないほどの斜度なので、それが面倒で、ついつい走り続けてしまう。
気が付けば、トンネル手前の水かけ場までたどり着いてしまっていた。
頭は痛くないし、吐き気もない、痙攣の気配もない。なんとか行けそうだ。
トンネルを超えると、吉野川系の川に変わり、川沿いに下っていく。
2番目のチェックポイントの道の駅(木の香)に到着。
関係者から梅干しの提供を受ける。
裏に山水が引かれていて、頭からかぶる。
少し空腹感があったが、ここではゼリーのみでしのごうと決める。
ソバとか何か食べてしまうと、緊張の糸が切れるような気がして、それが怖いのだ。
娑婆の空気感を振り切って、最後のレグに突入。
途中までは吉野川に沿っての下り基調だが、ダム湖に面する道は水平なはずが、いやというほどのアップダウンがある。
私の後ろには、もうあまり参加者がいないはずだが、それでもどんどん追い越されながら、耐えてダム湖を渡る橋を目指す。
それを超えると最後のチェックポイントに到着。
関係者の方から、お決まりのバナナとポカリをいただき、いったん終了となる。
周りの参加者の表情からは安堵の気配が感じられる。
ああ完走できたのだなーと、ただただホッとする。
後は、さめうら道の駅まで戻って、完走証、ジュースとクリームパンをいただき、本日のミッション終了。
来年もBコース完走目指して、鍛錬の日々は続く。

高知県サイクリング協会様が公開されている、土佐センの画像から引用