じいちゃんトライアスリートの旅

還暦過ぎのトライアスリートです

2025土佐センチュリーBコース

コロナの影響もあり、2019年を最後に、不参加だった土佐センチュリー。

それでいいのか、の自問自答はあった。

ただ、昨今の夏の暑さと、テレビが熱中症用心、熱中症用心と呪文のように唱えるので、つい足が遠のいていた。

2回、ご一緒した石◯君が、出ましょうと誘う。それもしつこく誘う。

彼に、こんなイベントがあるよと教え、その後、病みつきにさせてしまった張本人が私である。

彼に誘われると、弱い。

思案の末、今年は参加することにした。

練習不足と、加齢により、80キロのBコースでも完走の自信は持てなかったが。

それからというもの、自転車復活に向けて、特訓が始まった。

暑さに慣れるため、昼間の日差しも避けることなく走った。

大森トンネルまでのヒルクライムに耐えられるよう、高縄山にも登った。

貧脚は相変わらずだが、少しだけ尻周りが大きくなった。

さて、土佐センも温暖化対策か、ルールを変更してきた。

80キロ先の折り返し地点への到達が、3時間半以内でないと、その時点でライドを終了せよとのご達し。

要するに160キロのAコースで申し込んでいても、半分走ったところで、逆回りせず、トンネル超えて、出発点に戻れとなった。

遅い人は、熱中症のリスクが高くなるからとのこと。

ごもっともである。

これまでは、Aコース者は、折り返し地点で、続けるか、辞めるかの選択を迫られていたのだが、3時間半という制限が設けられたため、選択できる人の数が更に狭められた。

今までは、あまり時間のことを気にせず、参加できていたのだが、3時間半というタイムリミットが設定されてしまったのだ。

これは少なからず、走り方に影響を与える。

自分のペースで登坂をしていた者のペース。

チェックポイントでの休み時間の長さ。

普段の練習のヒルクライムのスピードへの意識、等々。

急に、土佐センが遠いところに行ってしまったような、一抹の寂しさ。

ま、いつまでも年寄りが愚痴っても仕方がないので、速く走れるように練習を積むしかないとあきらめろ。

そんなこんなの土佐センに、8月3日の日曜日、参加してきた。

ちなみに大森トンネルを目指す、国道194号線の道端に設置された気温計の表示は、午前10時前だというのに、34度であった。

郷之峰トンネルのへの緩やかな登り、恐れられる大森トンネルまでのヒルクライム早明浦ダムに沿う緩やかな上り下り。無事こなして、Bコース終了。

予定通り、折り返し地点で、タイムオーバーを宣告され、続行を断念す。

正直ほっとした。

上出来な方かな。

 

いいイベントだとつくづく思う。

前にも書いているが、大人の夏休みだ。

山、川、雲、蝉、汗を一気に感じとることができる。

今年まだだった、ヒグラシ蝉の声も聴くことができた。(私はヒグラシ蝉の声がバックにあれば、ロングの缶ビール二本をつまみなしでも飲める自信があるほど、好きなのだ

来年は、もう少し前から準備して、Aコースに行くか迷うくらいのレベルに達していたい。

高知県サイクリング協会様が公開されている、土佐センの画像から引用