じいちゃんトライアスリートの旅

還暦過ぎのトライアスリートです

脱藩の道はあまくなかった

今治10キロでいい目をしたので、気をよくしての一週間後、またマラソンレースに参加してきました。

 

高知県梼原町の龍馬脱藩マラソンのハーフです。

 

坂本龍馬たちが土佐から伊予の国に脱藩したルートを走ります。

山あいの道で峠を越えたり、川沿いに登ったりですので、平地はほとんどありません。

ルートラボでは最大標高差130m、獲得高度250mとのことで、むちゃくちゃきついわけではありませんが、決して楽ではないコースです。

フルは本当に県境を超えるとんでもないコースとなります。

 

昨年のタイムは1時間35分55秒で、男子50歳以上のクラスで4位でした。

 

今年は体重1.5キロオーバー、おまけに練習不足での参加です。

平地の今治では何とかうまくいきましたが……。

 

スタート後、最初の2キロから始まる峠越えで、いきなり脚が重い、気温は高くないのに発汗も多い。

これまでは坂では抜かれても数えるくらいだったのに、多くの方に抜かれる感じが。

ああ、だめだ、ついていけん。

 

それから先は、レースの列車に乗りきれず、一人遅れていく、つらいレースになりました。

 

折り返しのタイムを見て、これはまじめに走らんと40分切りも危うい。

 

だらだら落ちるのだけは避けたいと、何とか粘って走り、大崩れだけは避けることができました。

 

ゴールタイムは1時間40分33秒。

 

坂道ではごまかしがきかないことをつくづく知らされました。

 

さあ、ダイエットして、ちゃんと走るぞ。