じいちゃんトライアスリートの旅

還暦過ぎのトライアスリートです

スイムのレッスン(2)

月1回か2回くらいしか受けていないので、残念ながら目立った上達は自覚できずにいる。

昨日、朝9時から久々のレッスン。

まず、クロールで200mのウォーミングアップ。

次にストロークを数えて25mずつ4本。

ストローク数を尋ねられ、「22回くらいです」

コーチ「18回になるように泳いでください」

私「はあ?」

コーチ「大きく泳いだらいいんですよ」

肩甲骨を開いて、グライドで思いっきり腕を伸ばし、ゆっくりプッシュしてみたら、19回くらいならいけた。

プッシュで左手はどんどんスピードが上がっており良いのだが、右手は等速運動になっているから気を付けるようにと。

この後始めて、キャッチの心得を教えていただいた。

肘を高いまま維持して、肘関節を曲げ、前腕で水を捉えて後にかくようにと。

そうすることにより、より力は少なく、より速く泳げるようになると。

ビート板を水中に立てた状態で前から後へ押し込む練習を気が遠くなるほどやったが、結局うまくいかなかった。

コーチはハイエルボーを体にたたき込まそうとして、意図されていることはよく理解できてはいたが、いかんせん慣れない動きで、この日はOKいただけず。

ただ今まで、全く触れてこられなかったキャッチに進めたと言うことは、もしかして私の実力がワンランク上がったのだろうか。

それともいつまで経っても上達しないから、気分転換に新しいことを教えてやろうかと思われたのか。

どちらなのかは知るよしもないが、何となく嬉しくて、午後からもプールに参上してしまった。

人間、何事に置いてもだが、もしかして自分が今、上達しつつあるかもしれないと思える(錯覚している)時、これ以上のない満足感に浸れ、やる気が満ちてくるものである。

このような輩をみた先人達は「○○もおだてりゃ木に登る」といさめた。

願わくば、木に登ってみたいものである。