なにもかもにじませている
「荒井由実 cobalt hour(1975年6月) 9曲目 雨のステイションより抜粋」
そんな6月の日曜日。
西条市のひうち競技場では四国マスターズ陸上競技選手権大会が開催されていた。
前日の土曜の夕方、ランシャツにビブナンバーを付け終えた数時間後、突然DNSを決断。
理由は、心を戦闘モードに切り替えできなかったこと、右膝に違和感を感じていたこと等々いろいろ。
夜半の雨も上がった日曜日、参加していれば、1500mで地獄を見ているだろう頃、何をしていたかといえば、お孫ちゃんとお散歩。
この日は梅雨の真っ只中とはいえ、空気はしっとりし、風が心地よい。
もし一年間の内、散歩に適した日が3日あるとすれば、そのうちの一日に該当したと言っても過言ではない日和だった。
散歩のおかげで、家族に疎まれることもなく、お孫ちゃんも上機嫌で、よかったよかったの午前となった。
さすがに昼過ぎからは、家族の目を盗んで、ロードでヒルクライムには出かけたが。