じいちゃんトライアスリートの旅

還暦過ぎのトライアスリートです

室戸ジオパークトライアスロン完了

先週の土曜日、高知県室戸市で行われた室戸ジオパークトライアスロンに参加しました。

 

おかげさまで無事完走できました。

 

今回の課題はバイクの坂練の成果が出せるかどうかでした。

 

まずスイムは黒潮に洗われる室戸の漁港内で行われ、9月ですが水温25度もあり、ロングジョンでも全く寒くはありません。

 

ウェットなしの方もおられた様でした。

 

二手に分かれ、我々は2分遅れのスタートです。

 

5月の白浜ではひどいバトルに打ちのめされましたので、後手で、しかも端からゆっくりスタートを切りました。

 

スイムに期待することはとにかく無事に終えることでしたので、バトルに会いそうになれば、後退してでも避ける作戦で、乗り切りきました。

 

中盤あたりからはうまい具合にドラフテイングでき、追走することであまり何も考えずとも陸に上がることができました。

 

見るとタイムは32分位でしたので、上々の滑り出しと、気をよくしてバイクに移行しました。

 

あとで結果を見ると、32分33秒(104/128)で、順位はかなり後方でした。1.5キロあったのか少しクエスチョンです。

 

バイクはスタートからの2.5キロと最後の2.5キロは海岸線を走る平地ですが、それ以外は室戸岬の稜線を走るスカイラインがコースで、とにかく上りか下りしか無く、また下りはきついカーブが続くので、息を抜けるような箇所は殆どありません。

 

本番ではいつも何かしら不具合を生じるガーミン310ですが、今回は心拍をキャッチしてくれませんでしたので、やむなくケイデンスを目安に走ることにしました。

 

10%の坂はだいたい75-80位で廻しているので、これを下まわればダンシングに切り替える作戦で対処しました。

 

これまでなら、登りでは集団というか多くの方に一斉に追い抜かれ、一人取り残されるという寂しい状況になってしまっていたのですが、今回はどうも勝手が違い、見覚えのあるユニホーム数人の方々が、代わる代わる前後しながら進むという、列車に乗れている感があり、やっと私もトライスリート仲間に入れてもらえたのかなぁとワクワク感がこみ上げてきました。

 

最後の平地では前方に4、5名の方が、次のランに備えるかのように少し落とし、寄り添うように進んでいましたが、私はバイクで使い果たしても構わない、何しにここに来てレースしているんだーの気合いで追い越し、そのままバイクフィニッシュまで駆け抜けました。

 

タイムはトランジットを含めて1時間53分34(70/128)、昨年の2時間4分(83/101)を更新でき、何より嬉しいのはスイム終了時の順位から33位も上げられたことでした。

 

今回初めてバイクで足を引っ張られている感から逃れられたような気がしました。

 

最後のランはトランジッションでガーミン620が見あたらなかったので、デバイスなしでのランとなってしまいました。

 

まあ、無かったからといって変わりはなく、とにかく走れる範囲で走るしかありません。

 

走り始めると、前を走っている方々がじわじわ落ちてくるので、そう調子は悪くないなと実感できました。

 

結果を見ると、5人に抜かれ、13人を追い抜いていたようで、まあランはこんなものかなあというところです。

 

タイムは57分9(57/128)でした。

 

言い訳ですが、少し暑かったですね。

 

ということで、トータル3時間23分16(63/128)で、思いがけず、上から半分のあたりに割り込むことができ、大満足というところで、今期のトライアスロンシーズンを締めくくることができました。

 

と言っても、白浜と室戸しか出ていませんが。

 

とにかくバイクが向上したことを実感できたのが大きな収穫でした。

 

帰り際に見た土佐湾の風景です。安堵の中、眺めることができました。

 

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これからもマメに坂練がんばるぞ。