じいちゃんトライアスリートの旅

還暦過ぎのトライアスリートです

(パールイズミ)PEARL IZUMI サイクリング ジャージ UV フレスコロングスリーブ ジャージ 317BL[メンズ] 9 ブラック/レッド 9 M

長いタイトルで申し訳ありません。

短くするとパールイズミ製の長袖ジャージです。

パールイズミのページのこちらに掲載されています。

www.pearlizumi.co.jp

私のバイク時の姿です。

すでに首が疲れており、前を向けていません。

ま、それはさておき。

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©allsports.jp」

4月のレースとは言え、宮古島の紫外線の強さは侮れないので、取り敢えず長袖をと思い選びました。

さらにアンダーウェアにはfinetrackのインナーを着ています。

改めて、このジャージの説明を読みますと、「ウェア内の温度を4~5℃下げます」とあり、どうやら暑さ対策は万全だったようです。

すごい高性能のウェアだったんやなあと今さらながら感心!!

熱中症でベテランの方々がリタイアされている中、バイク中に暑いと思ったことはありませんでした。

UV対策もバッチリです。

いまだに袖とグラブの隙間の所に腕輪のような日焼け跡が残っていますが、UVの効果をなにげに示しています。

長袖、正解でしたね。でです。

ランではさすがにウェアの問題を超えて、暑かったですが……。

今年も8月に開かれる『オヤジの夏休み』(若干名の女性も参加されますが、目をつぶってやってください)こと土佐センチュリーライド嶺北・いの大会Aコース

mgmkun.hatenadiary.jp

に参加予定ですが、もちろんこれを着て行ってきます。

プロファイルデザインFC25ハイドレーションシステム(2017)(739ml)

これは2本のエアロバーで挟んで使用するボトルです。

ちょっと見えにくくてスミマセン。

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ますますマニアックなお話に深入りし、申し訳ありません。

そろそろマニアック編も終盤ですので、ご勘弁を。

こんな形をしています。

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中央の丸い黒いゴムの蓋にエイドで受け取ったボトルの吸い口を逆さに突っ込んで、この船のような形のボトルに中身を流し込みます。

慣れないとこぼしまくります。

ホントは走りながらやってみたかったのですが、とてもとても無理でした。

蓋を開けるとかの手間いらずで、よく考えてるなと感心しました。

一旦入れてしまえばこぼれません。

あとはご覧のチューブから気が向いた時に、チュウチュウ吸うだけです。

このチューブの吸い口に弁が付いていて、一定方向に噛まなければ吸うことができません。

この弁はいったい何のためにあるのかと思っていたところ、チューブに一旦登ったドリンクが逆流してボトルに戻るのを防いでいるのです。

ですから、次回のチュウチュウ時には吸えば直ちに飲めるのです。

手前にはゼリーなどの補食入れの籠が付き、先端のバーにはサイコンを付けることができます。

よくぞここまで進化させたモンだなあと感心してしまいます。

世界中でこれを買う人はいったい何人いるんでしょう。

硬派の向きからは、通常のボトルホルダーがあればこんなモン要るのか、とのお叱りを受けてしまいそうですが、使ってみるとイイんです。

とってもとってもいいんです。

選手を後ろから見ていて気づくのですが、ボトルの出し入れの際、ものすごく不安定に走行しているんです。

そんなことはないと言う硬派の方はハイハイ、あっちにイッテテください

ひどい時はセンターラインをオーバーしたりしているんです。

ですから、この人今から給水するなと感じたら、できるだけ近寄らないよう走行するようにしていました。

自慢じゃないですが、自分なんかもっと不安定です。

後の右側のボトル受けは使えますが、左側というだけで使えません。

自転車三角の所のボトル受けも重心移動が怖いです。

ということでこのシステム、安全に走行できるメリットがありますし、出し入れの面倒がないので、ホントにこまめに給水できます。

FC25ハイドレーションシステムです。

デメリットを言うなら、ただでさえ前乗りのTTバイクなのに、ますます前輪荷重が増すことと、洗う手間が大変でなことですね。

でもレースには絶対使います。

 

画像は来間大橋途中の坂です。

結構、斜度があるように見えます。

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エアロバー:プロファイルデザインT3+カーボン、ブルフォーンハンドルバー:プロファイルデザイン SVETカーボン

TTバイクにご用のない向きには、全く興味が湧くはずのないお話になってしまいますことをあらかじめお断りいたします、申し訳ありません。

 

エアロバーの変更はもしかしたら、サドルとともに今回完走できた重要な立役者の一つかもしれません。

これまではtrek speed concept 2012に元々付いていた物を使っていましたが、とっても窮屈でした。

きっと肩の固い私に原因があるんや、乗っていればいつかは慣れるかもしれないと思いながら、今日まで来てしまいましたが、思い切って交換してみたら、びっくりでした。

DHポジションってこんなに、こんなに、こ-んなに楽だったのかと気づかされました。

ホームポジションよりも楽かもしれないと思うほどです。(ちょっと大げさ

以前のはバーの形状は下の画像のように横から見るとゆるいS字状になっています。

まず、この形状が窮屈だったんです。

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それがこのように変わりました

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どう見ても、自然ですね。

さらに肘あての金具の取り付け場所の自由度が高く、外側まで拡げて設置できます。

取り付け部分の台のねじ穴が3列になっているのです。

f:id:mgmkun:20180521161824j:plainと言うことで、プロファイルデザインT3+カーボンです。

もう一つのブルフォーンバーですが元々付いていた物をそのま使うつもりでしたが、電動コンポ化するためには、カーボン素材にケーブルを通すための新たな穴を開ける必要に迫られてしまい、やむなくこちらに交換しました。

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。ということで、プロファイルデザイン SVETカーボンはです。

 

画像はJTA様のホームページのブログから拝借させて頂いたものです。

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ランパートの序盤にこのようなJTA様のエイドステーションがあったそうなんですけど、全く気づきませんでした。(残念です)

オーバーホール、タイア、チューブ交換

オーバーホール、タイア、チューブ交換は自分にとってのメジャーなレースの準備としては必須の事柄と思っています。

ちょうど、前回は2年前の宮古島前に行っていたので、適当な時期かなと思いましたが。

ほんとは、自転車屋のオヤジからオーバーホールは1年毎にしないとと常日頃、忠告されています。

ワイヤーケーブルとかBBとか、すべてお任せですので、言われるままにしておいたほうが良いのでしょうけどね。

ここのオヤジとの付き合いは20年くらいになります。

自転車は自分の命を預ける道具ですから、少しくらい費用がかかろうと、腕が確かで、無理を聞いてくれるお店との付き合いが大事と考えています。

オヤジは職人堅気で、愛想やサービス精神といった面では一般受けしないところがありますが、私にはそのようなことは必要ありません。

自転車と付き合うことは、自転車屋のオヤジと付き合うことと理解しています。

 

画像は前浜から望む来間大橋です。

バイクパートでは3つ橋を渡りますが、最後の橋です。

ここを渡り切ると130キロくらいで、そろそろ終盤に差し掛かり、疲れがピークになる頃です。

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サドル交換:Cobb plus2

Cobb plus2導入についての顛末はこちらに記載しております。

mgmkun.hatenadiary.jp

ある程度実走して、感触は得ていたのですが、あまり長丁場の練習はこなせていませんでしたので、結局ぶっつけ本番のような感じでレースに臨みました。

レースでは、いやー本当に助かりましたです。

尿道問題は完全にクリアーです。

DHポジションには必須の道具であると再認識しました。

もしかしたら、前傾が強目のロードの方にもお勧めかもしれません。

スイムの前にサドルの当たる部分には皮膚保護材を塗布していましたが、バイク前には時間的にもタイトで、再度の塗布が無理てした。

6時間20分の連続乗車の影響は翌日、前浜のきれいな海につかると、股間がひりひり痛むことで始めて認識されました。

該当部位の皮膚がかさかさ、ボロボロになっており、これは仕方ないですね。

DHポジションは、130キロ超えたあたりから取りづらくなったのですが、股間問題ではなく、首を支える筋肉が疲れてきて、前を向けなくなったのが原因でした。

コースが市街地に入ってきますので、下ばかり見ていると危険なんです。

とにかく尿道問題でDHポジションが取りづらくなるようなことが無くなった事は確かです。(ただし、あくまでも個人的感想ですので、そのように御理解ください。他のサドルは試した機会がなく、もっと良い物があるかもしれません)

 

画像はスイムスタート前の前浜の様子です。

日本のビーチランキングで毎年1位に選ばれるそうです。

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この数分後には、1568人の長い1日が始まろうとしています。

電動コンポ化:Trek speed concept(2012)にUltegraDi2

今回、心の中で抵抗していた電動コンポ化に着手してしまいました。

一つはまずお高いということがあります。

ロードなどに乗っていると、だんだん一般的な金銭感覚とずれてくるところがあるのですが、そこにトライアスロンが絡んできますと、いよいよ鈍くなっていく自分を感じることがあります。

スーパーやコンビニにも乗っていけないような、TTバイクを所有していること自体、すでにおかしくなっているわけですが。

もう一つはこれを付けても決して速くなる装置ではないことです。

ホイールなどはスポークの形状がどうとかリムの高さがどうかとかで空気抵抗が減り、これを付ければ速くなりますよと聞けば、それなりの投資もやむを得ずと思うのです。

指の力でワイヤーを巻き上げて、ギアを変速するのに対し、電動コンポはバッテリーが代わりにしてくれるというしろものです。

重量も増します。

どう考えても、速くなる要素は感じません。

それでもやってしまいました。

言い訳として、

DHハンドル先端のレバーは非常に操作しにくいし、重いんです。

レバー操作している間は脚の方がおろそかになっています。

もう一つはレース後半になってくると、DHポジションなど殆ど取れずに、ブレーキレバーを握っていますが、そこではギアチェンジができないので、だんだんおっくうになってきて、適正でないギアのままで走り続け、結局失速してしまいます。

価格等も含め、相方に簡素な説明で、十分納得させることができないような事柄を密かに遂行する時には一抹の後ろめたさがよぎります(ただし、ほんの一瞬です 笑)。

いろいろ煩悶しましたが、ついにやってしまいました。

やってしまったら、無茶苦茶良かったんです。

電動コンポ化です。

スイッチはDHハンドルの先端がこれ

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ブレーキレバーのがこれ

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DHハンドルでもブレーキレバーからでも変速できます。

でもなんか物足りなくありません??

各々に一つのスイッチしか付いてないんです。

理由はこうでした。

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基本はスイッチにより、リアデイレーラーのシフトのみを行い、リアデイレーラーの変速に連動して、フロントデイレーラーを自動的に変速させる機構(シンクロナイズドシフト)となっていたのでした。

しかもリアが設定したところまで来て、フロントが自動で変速すると、それに合わせて、ギア比の乖離を補正するようにリアが2枚ほど戻るというおまけまで付いています。

そろそろフロントを変速するかなとか、かなりクロスに張ってるのでやばいなとか、あれこれギアに思いを馳せる必要性から解放されるのです。

重いなら右側、軽いなら左側を押すだけで済んでしまいます。

驚きました、最近の電動コンポは進歩しているんですね。

デフォルトでは右側2つののスイッチが重くなる方、左側が軽くなる方になっており、好みで逆になるようにしたかったのですが、iphoneから簡単に変更できてしまいました。

シンクロのカスタマイズや、ファームウェアのアップデートなどもできるようですし、バッテリー残量も確認できます。

またgarminに電波を飛ばして、ギアの位置を表示することもできるようです。

(ただし、これらのためにはワイアレスユニットが必要です)

長くなってしまいましたが、電動コンポのお話でした。

レースではDHポジションのまま楽々変速でき、おかげか、少しだけ速く、楽に走れました。

 

画像はレース翌々日、帰途につく前にホテルの玄関で見かけたヒラヒラしている花びらたちです。

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ローラー:GT-Roller Flex3, F3.2

ひとつ前の記事に挙げた準備項目が宮古島トライアスロン完走のため、どれだけ寄与したかを◎、〇、△の三段階で評価してみたいと思います。

ローラー:GT-Roller Flex3, F3.2 でした。

もともと私はミノウラ社製の3本ローラー(モッズローラー)を持っており、負荷装置も付加できたので、屋内練習はこれで十分かなと思っていました。

ロードはこれで良かったのですが、TTバイクでDHポジションを取ることができず、どうしたもんだろうと思案しておりました。

そうした中、トライアスロンをされている方のブログで、同様の悩みをお持ちの方が、GT-rollerを使って練習しているとのこと、その手があったかと興味を持ちました。

このローラーは前輪は直立した柱に固定し、後輪は2つの小さなローラーの上で多少振れるようにセットするのですが、柱が微妙に揺れるようにできています。

なので、一般の固定ローラーほどフレームに負担がかからず、バランスも自然に取れるようになるといううたい文句です。

三本ローラーを屋根裏にしまいこみ、しばらくはこのローラーでTTバイクでのDHポジションを練習しました。

ただ、揺れるといっても、固定されていますので、左右のバランスが悪かろうがコケることはありません。

たまに坂で実走をすると、道路脇の白線に沿って真っ直ぐに走ることができなくなっていました。

つまり、私にとってはぺダリングの練習にはなっていないことが判りました。

また3本ローラーを引っ張り出し、意を決してDHポジションでの練習を始めました。

やってみればできたのです。

最初はものすごく怖かったのですが、5秒、10秒と少しずつ時間を延ばしていき、レース前には5分くらいなら維持できるようになりました。

そのおかげか、ロードなら片手もできるようになりました。

結局、最後まで3本ローラーを廻しました。

ただ、GT-rollerは宮古島が当選する前に準備のため購入したいきさつがあり、もしかすると、その心持のおかげで宮古島に行くことができたかもしれないと、心の片隅では感謝しています。

 

画像はスイム3000m後、バイクパートに移り、最初に渡ることになる伊良部大橋です。

一見恐竜のような恰好をしていますが、風が強いとほんとうに恐ろしく、選手に牙をむいてきます。

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