ひとつ前の記事に挙げた準備項目が宮古島トライアスロン完走のため、どれだけ寄与したかを◎、〇、△の三段階で評価してみたいと思います。
ローラー:GT-Roller Flex3, F3.2 は△でした。
もともと私はミノウラ社製の3本ローラー(モッズローラー)を持っており、負荷装置も付加できたので、屋内練習はこれで十分かなと思っていました。
ロードはこれで良かったのですが、TTバイクでDHポジションを取ることができず、どうしたもんだろうと思案しておりました。
そうした中、トライアスロンをされている方のブログで、同様の悩みをお持ちの方が、GT-rollerを使って練習しているとのこと、その手があったかと興味を持ちました。
このローラーは前輪は直立した柱に固定し、後輪は2つの小さなローラーの上で多少振れるようにセットするのですが、柱が微妙に揺れるようにできています。
なので、一般の固定ローラーほどフレームに負担がかからず、バランスも自然に取れるようになるといううたい文句です。
三本ローラーを屋根裏にしまいこみ、しばらくはこのローラーでTTバイクでのDHポジションを練習しました。
ただ、揺れるといっても、固定されていますので、左右のバランスが悪かろうがコケることはありません。
たまに坂で実走をすると、道路脇の白線に沿って真っ直ぐに走ることができなくなっていました。
つまり、私にとってはぺダリングの練習にはなっていないことが判りました。
また3本ローラーを引っ張り出し、意を決してDHポジションでの練習を始めました。
やってみればできたのです。
最初はものすごく怖かったのですが、5秒、10秒と少しずつ時間を延ばしていき、レース前には5分くらいなら維持できるようになりました。
そのおかげか、ロードなら片手もできるようになりました。
結局、最後まで3本ローラーを廻しました。
ただ、GT-rollerは宮古島が当選する前に準備のため購入したいきさつがあり、もしかすると、その心持のおかげで宮古島に行くことができたかもしれないと、心の片隅では感謝しています。
画像はスイム3000m後、バイクパートに移り、最初に渡ることになる伊良部大橋です。
一見恐竜のような恰好をしていますが、風が強いとほんとうに恐ろしく、選手に牙をむいてきます。
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