じいちゃんトライアスリートの旅

還暦過ぎのトライアスリートです

2016 土佐センチュリーライド A 完走(前編)

8月7日、日曜日に高知県で開催された土佐センチュリーライドに参加しました。

 

要綱には制限時間は8時間とありますが、そこはいごっそうの土地柄、ちょっとくらいオーバーしても完走証はくださるそうです。

 

距離167キロ

高度2571メートル

制限時間8時間

なぜか一年で一番暑そうな8月第一週の日曜日

エイドなし

 

という「ドM」5兄弟の大会です。

 

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コースはルートラボの如くで、四国のほぼ中央を走ります。

さめうら道の駅をスタートし、時計回りに走り、チェックポイントのある2か所の道の駅を経て、ダム湖にかかる橋を渡ったところが中間地点で、これを折り返します。

後は反時計回りにもと来た道をたどり、さめうら道の駅を目指すというものです。これがフルのAコースですが、折り返し地点で、今日はここまでと思えば、そこに口を開けて待っているトンネルをくぐり、ゴールの道の駅に帰れるショートカットが可能で、Bコースとしての完走証までくださるという仕掛けが隠されています。

 

参加者は高知の方がほとんどですが、東京のなるしまフレンドの方も参加していました。

 

なぜ、このような大会に私が参加したかと言うと……

 

昨夏、近くの汗見川でキャンプし、帰りぎわにお昼でも食べようかと、この道の駅に立ち寄ったところ、汗をかいたサイクリスト達が、続々と飛び込んできたのです。

お尋ねすると、80キロのBコースを走り終えた方がたがゴールしていたのでした。この暑さの中、皆さんすごいなーと思いながら、次の道の駅633美の里を目指して、車を走らせていくと、今度は郷の峰あたりから、サイクリスト達がワラワラと走ってくるのでした。

 

その日、国道沿いに設置された気温計には36度の表示がなされていました。

 

そして、633美の里ではスポドリが売り切れとなった自販機を前に呆然とし、それでも力を振り絞って単独でダンシングしながら出発していく雄姿。

 

これを見て、何も感じないアスリートはいません。

いったい何をしていたのだろうと自らを恥じ、できればこの場に身を置かさせてもらいたい、必ずそう思うはずです。

 

続く