いよいよ宮古島準備編、最終章のウェットスーツにたどり着きました。
愛媛のトライアスリートなら、多くの方がお世話になっている伊予マリンさんの登場です。
ここはダイバー、漁師さんの他、トライアスリートも御用達のウェットスーツ屋さんで、オーダーメードで作ってくださいます。
さらにいろんな要望にも応えてくださいます。
たとえば、スイムが得意か否かによってスーツの厚みを検討してくださったりするのです。
そして安いんです。
私は9年前に3mm厚でロングジョン(袖のないタイプです)を作って頂いたのですが、今回首廻りの柔らかい素材の部分にひび割れができ、補修のため持ち込みました。
もう月日も経っているので、新しく作った方がいいと判断されたら、おnewを仕立てて頂こうかとも考えていました。
まだ使えますとのこと、直しておきますよ。あと気になるところはありませんかとのお尋ねに、1.5キロでも首が擦れてアザができる旨申し上げると、採寸していただき、もう少し首廻りを広く取り直しましょうとおっしゃいました。
「今は漁師さんのオーダーを期日までに仕上げないといけないので、忙しいんですが合間を見てやっておきます。レースはいつですか。」と尋ねられ、宮古島レースの日程を告げて、引き上げました。
2週間くらいで連絡をいただき、訪ねて代金をお支払いしようとすると、「結構です、いただきません。」ときっぱり。
はあ、ホントにいいんですかとびっくりでした。
今の日本にもこんな商いをされているところがあることに驚き、お礼を述べ、軽い足取りで帰途につきました。
宮古島のスイムでは激しいバトルにリタイヤのランプが点灯しかけましたが、おかげさまで何とか完泳できました。
もちろん伊予マリン社製ウェットスーツ◎のおかげです。