愛媛に向けて、ペース走を重ねていこうと、幾分寒さも和らいだクリスマスの今日は、城山公園へgo。
公園までの3キロの道のりをまずは徒歩で。
今日はちゃんと走れるだろうかとか、色々思案しながら。
公園に到着。
良かった、何もイベントらしき物もやっていない。
公園の中の1キロのコースを、淡々と繰り返し走り続けるのみ。
見上げれば、松山城が見えるのに、今日は全く見た覚えがない。
走れるかどうかとか、そちらに意識が行ってしまっていたのか。
ガーミンを押して、スタート。
とにかく、まず5キロは休まずに。
いつものように最初の5キロは体が重い重い。
脚も、心臓も目が覚めるまでに時間がかかる。
5キロ目でやっとキロ5分に達する。
今日は最後まで落とさずに走り切れることが目標なのだが、ペースはやはり気になる。
5キロを過ぎれば、やっと一定のペースで走れるようになる。
走っている途中で、あることに気がついた。
走るということは、腰から上の体の部分の重量を平行移動させるだけのことであり、脚は単にその動きを円滑に支えるだけかもという理屈。
極端な言い方をすれば、走り始め以外は等速直線運動であり、空気抵抗や、摩擦分だけ最低限のエネルギーでなんとかできないかという、都合のいい理論。
決して脚で走ろうとしないで、ただただ支えるのみ。
そのためには、上体はやや前方向に荷重がかかるようにして、脚は先んじることなく、ブレーキだけかからないように運ぶ。
この理論からいけば、厚底は不要で、軽くさえあれば大丈夫。
そう思いついてからは、何となくペースが保てるような気がした。気がした。
その後は、キロ5分の海面をスレスレで、時折飛沫をあびながら、なんとか20キロを走り切れた。
まだまだ薄底での抵抗は続く。