じいちゃんトライアスリートの旅

還暦過ぎのトライアスリートです

なんとかなった30キロ走

今日、1月15日は、毎年恒例のランラン愛媛さん主催の30キロ走だ。

愛媛マラソンに備え、レース4週前くらいに開催される。

準備ができているか、およその目安になる。

予想タイムによって、いくつかのカテゴリーに分類され、各々にしっかりしたペースメーカーがつく。

至れり尽くせりのイベントだ。

私は背伸びし、3時間半のグループで参加。

キロ5分ペースだ。

スタートの9時半に集合をかけられ、20名ほどの老若男女が集まる。

そろったところで、お決まりのグループ写真の撮影。

そしてスタート。

いきなり向かい風だ。

アップを兼ねて、ゆっくり入ってくれることを期待したが、その逆。

1キロのタイムが4:58.

5分切りから始まった。

心臓に来る。

2キロ目も同じようなペースで、付いて行けない。

最後尾に下げてもらい、いったんは隣の方に「付いて行けそうにないので、後ろのグループに変更させてもらいます。」と告げたものの、5分後にスタートしたはずの、4時間のグループの姿はいまだ見えず。

今日の目的は、前回の防府のレースで、20キロ以降のがた落ちのペースがどれくらい改善したかを試したかったのであり、正直2キロ走っただけで、キロ5分から脱落したのでは、まったく判断の材料にもならない、情けないものになってしまう。

仕方なく付いて行くと、4キロのエイドに到着。

スポドリとミカンとチョコレートをいただく。

ここでの休憩で生き返った。

とにかく10キロくらいまでは付いて行こうと、気を取り直す。

トンネルを二つやり過ごし、難関の平田の坂を越えたら、10キロのエイドに。

まあここまでかな。

折り返し、また平田の坂を上り返し、付いて行く。

もうダメとなりかけると、うまい具合に信号が赤になってくれ、小休止が取れる。

その頃になると、皆さんのペースに何とか付いて行けるような気になってきた。

取り合えず、私にとってのスタートライン20キロまでは5分ペースで行けそう。

試せる、試せる、20キロからの陥落を。

かなり朦朧となってきており、一々ガーミンを見ることも無くなってきていたので、いつ20キロを超えたか、正確には認識できなかったが、集団の中に紛れて走れていた。

さすがに25キロ前後まで来ると、完全に置いてきぼりになったが、ずたずたになる手前でゴールすることができた。

ほとんどの方たちは、おまけの4キロも、消化するため、ゴールを通り過ぎて行った。

ゴールでミカンジュースをいただき、やっと愛媛のスタートラインに立てたかなと、かすかな希望を胸に帰途についた。