じいちゃんトライアスリートの旅

還暦過ぎのトライアスリートです

復活、全日本マラソンランキング100(たぶん)

毎年、雑誌ランナーズの7月号の付録に全日本マラソンランキングがあり、年齢、男女別100位までの名前、タイム、レース名が掲載される。

 

まあ、他愛もないものなのだが、走り始めた頃は、そういうものがあるのなら、是非自分もその人たちの仲間入りをしてみたいものだと思った。(このように自然に思うところが私のそら恐ろしいところである

 

5年くらい経て、56歳の時、地元の愛媛マラソンでの3:16:21以降、ランキング100位内の常連となった。

 

走れば、悪くても不思議と25分は切れていた。

 

しかし、ランの距離はトライアスロンの関係で、月100キロ走れば多い方。

 

もしかしたら、ランキングに出ている方の中で、月間走行距離が少ない方から数えたら、まず1,2位に入るんじゃないかと思うくらい。

 

ま、それはさておき。

 

こんなものかなと甘く見ていたら、62歳時に30分切りができなくなり、63歳には這々の体で、やっと4時間以内に戻ってこられたという情けない状況が続いた。この時はどうも心臓に問題を抱えていたようだが。

 

2年、付録に名前が載らないとなると、そこにある方達が、もはやとうていたどり着けない遠い存在に感じてしまう。

 

吉田沙織が「(リオ五輪の銀メダルについて)負けて得るもの、負けて知るものということを思えば、すごく大きかった」と述べている。

 

付録に名前が載らなくなって尻に火がついた私は、始めて真面目にランに取り組んでみた。

 

心臓も戻った様だったし、12月には130キロ、1月には200キロ超を走って2月上旬の愛媛マラソンに備えた。慣れないポイント練習も取り入れたりして。

 

おかげで、なんとか3:32:03でゴール。

 

30分は切れなかったが、全力を出し切り、リベンジは果たせた。

 

本日、フライング(書店販売は6月22日)ではあるが、雑誌ランナーズを定期購読している方から、「名前出てたよ」とのうれしい報告を受ける。

 

まあ、他愛もないものなのだが、吉田沙織に一歩、近づけた様な気がしている。